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Embedded Technology 2014 組込み総合技術展



イーソルは、今年も「組込み総合技術展 Embedded Technology2014(ET2014)」 に出展しました。

イーソルブースでは、スマートアグリ市場向けの環境データ計測システムスマートエネルギーシステムマルチ・メニーコアなどの組込みOSの最新技術自動車/産業/医療向け機能安全ソリューション車載制御/情報機器向けソフトウェア画像・ジェスチャー認識ソフトウェアといった多数のデモを、多彩な採用事例とともに展示しました。また、アルテラ社、ザイリンクス社およびWi-SUNパビリオンのブースで、デモ展示やプレゼンを行いました。

さらに、ET2014併催となるマルチ・メニーコア/スマート技術/車載/機能安全/人材育成などをテーマとした各種カンファレンスに登壇しました。2日目の11月20日(木)午後には、マルチ・メニーコア技術の推進を行う企業・団体とともに「Embedded Multicore Summit 2014/組込みマルチコアサミット2014」を開催しました。
 

多くの方々にお越し頂きありがとうございました。さらに詳しい説明が聞きたい、デモを見せてほしい、などのご要望やご意見がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

  
  



■ETフェスタ 11月20日(木)17:00~18:00
イーソルブースでは、当日解禁のボジョレーヌーヴォーに加えて、ビールサーバをご用意して生ビールをご提供しました。軽食のモツ煮も、お酒とともに大好評をいただき、ブース前にモツ煮待ちの列ができるほどでした!お越しくださった方々と楽しいひとときを過ごすことができました♪


■ET2014 組込み総合技術展 概要
日程 2014年11月19日(水)~21日(金) 10:00~17:00
※20日(木)は18:00まで
会場 パシフィコ横浜 展示ホールおよび会議センター
みなとみらい駅より徒歩3分
JR桜木町駅より徒歩12分/バス7分/タクシー5分
横浜駅よりタクシー7分/シーバス(船)10分
イーソルブースNo. D-22
入場料 事前登録 及び 招待券持参の方は無料
当日入場の場合は1,000円



イーソル出展内容

イーソルは、下記のデモ展示を行いました。

自動車/産業/医療向け機能安全ソリューション
Yogitech社製IEC61508/ISO26262準拠ソフトウェア・テスト・ライブラリ
機能安全向けコンサルテーションサービス
 
組込みOSの先進技術
メニーコアプロセッサ対応リアルタイムOS「eSOL eMCOS」
メニーコアプロセッサ向けソフトウェア開発キット「eSOL eMCOS SDK」
 
リアルタイムOSベースプラットフォーム「eT-Kernel Platform
自動車/産業/医療向け機能安全規格対応予定 eT-Kernel Platform
Safety Package

車載情報機器、産業機器、グラフィック機器に最適な、R-Carファミリ、RZ/Aシリーズ、アルテラSoC、Zynq-7000 AP SoCなど、幅広いCPUに対応したeT-Kernel Platform
 
車載ECUソフトウェア開発用ツール
AUTOSARメソドロジ支援ツール「eSOL ECUSAR
UDS準拠車載診断プロトコルスタック「eSOL Dr.CAN」、ECUリプログラミング
サービスモジュール「eSOL Dr.Repro」
 
スマートアグリ市場向け環境データ監視システム「eSOL AGRInk Server」
 
スマートエネルギーシステム向けソフトウェアプラットフォーム「eSOL SEAP」
 
開発プロセス支援ツール「eSOL eWeaver」
 
パートナー製品を組み合わせたソリューション
ARM Cortex-Mシリーズマイコン向けUCT μT-Kernel 2.0 GCC開発キット
コンピュータビジョン向け超高速ライブラリ「UncannyCV」
PUX社製 画像認識ソフトウェア「ソフトセンサー®」
G-treeBNT社製 2D/3D GUI環境
ソフトウェアIP/ソリューション

豊富な採用事例
他 多数



パートナーブース


イーソルは、次のパートナーブースでデモ展示やプレゼンを行いました。

日本アルテラ社 〔ブースNo.A-28〕
ザイリンクス社 〔ブースNo.F-42〕
Wi-SUNパビリオン(YRP研究開発推進協会 / WSN利⽤促進協議会) 〔ブースNo.F-25〕



イーソル 登壇カンファレンス


ET2014の以下のカンファレンスに登壇しました。

[併催セミナー] 組込みマルチコアサミット2014:MM-1~9
プライベートカンファレンス:PSE-3
スペシャルセッション:C-6
設計・検証ツールトラック:DVT-7
業界研究セミナー:GG-1

■[併催セミナー] 組込みマルチコアサミット2014:MM-1~9
日時 2014年11月20日(木) 13:00~17:00
協賛 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)、The Multicore Association、名古屋大学、ルネサス エレクトロニクス株式会社、株式会社トプスシステムズ、イーソル株式会社、PolyCore Software, Inc.
会場 パシフィコ横浜 アネックスホール2F【F204】
SHIMの最新ドラフト仕様:MM-3
権藤 正樹(執行役員 ソフトウェア技術統括責任者 兼 技術本部長)
イーソル講演概要
2年に渡りNEDO省エネプロジェクトメンバを含む米国Multicore AssociationのWGで検討を行ってきたSHIM(Software Hardware Interface for Multi-manycore)のドラフト仕様が完成、一部のWG外部有識者のレビューも経て、12月に公開が予定されている。マルチ・メニーコアのハードウェアとソフトウェア開発支援ツール群の間を繋ぐための仕様であるSHIM仕様であるXMLスキーマの概説、オープンソースとなるオーサリングツールについて概説する。
もう試せる!メニーコア技術:MM-7
~組込み向けメニーコアRTOS eSOL eMCOSの概要~
松尾 篤(技術本部 エキスパート)
イーソル講演概要
組込みシステムにおけるマルチコアの普及は進んでおり、デュアルコアは珍しくなく、クアッドコアも既に量産されているものさえ存在するようになった。しかし、これらのチップで動作するRTOSは、レガシーなシングルコア向けOSをマルチコア向けに拡張することで対応しており、例えばARM MPCoreが提供する複数コアのキャッシュ一貫性保証機構などを前提に設計されている。しかし、コア数が更に増えるにつれ、このような機構で性能を出すことが難しくなりつつある。また、今までの時間分割による擬似的な並列処理から多数のコアのどこにタスクを配置するかという新たなスケジューリング課題が増大し、さらにはヘテロジニアスなチップも増えつつある。これらを解決する、新しいOSの概要と、ツールを含めたSDKについて説明する。


■プライベートカンファレンス:PSE-3
日時 2014年11月19日(水) 13:00~17:10
会場 パシフィコ横浜 アネックスホール2F【F205】
主催/共催 横浜スマートコミュニティ/福岡スマートハウスコンソーシアム、スマートシステム検証技術協会(SVA)
テーマ
スマートエネルギーシステムを実現する基盤技術
スマートエナジープラットホーム(OS)の要求と構想
講演者
植田 修司(ソリューションエンジニアリング事業部 第五技術部 部長)
講演概要
スマートエネルギーシステムでは従来の分散型電源を構成する機器に加え、蓄電池や電気自動車、情報システムといった様々な業界にまたがった新たな機器がつながることが見込まれている。これらの機器に対して要求される安全性、信頼性、品質とその要求を確保しながら協調制御と自律制御を行う複雑なスマートエネルギーシステムを実現する共通プラットホームの構想について紹介する。


■スペシャルセッション:C-6
日時 2014年11月21日(金) 13:15~16:15
会場 パシフィコ横浜 アネックスホール2F【F204】
講演タイトル
実用化が近づくTOPPERSのAUTOSARプラットフォーム
TOPPERS/ATK2を使ったAUTOSARプラットフォームの構築法
講演者 溝口 富久(車載製品開発部 部長)
講演概要
ECU調達のグローバル化や機能安全対応、多機能化・複雑化が進む車載ソフトウェア開発において、国内でもAUTOSAR導入が加速しています。一方で、AUTOSARの膨大な資料の理解や、既存システムからの効率的な移行などの課題があります。イーソルは、これらの課題を解決し、AUTOSAR導入を支援する車載ソフトウェア向けの製品・サービスを提供しています。本セッションでは、イーソルがAUTOSAR導入支援で培ってきた知見やノウハウをもとに、AUTOSAR導入のメリットやAUTOSAR導入を容易にするTOPPERS/ATK2を使ったプラットフォームの構築方法などを、事例を交えてご紹介します。


■設計・検証ツールトラック:DVT-7
日時 2014年11月20日(木) 10:30~11:15
会場 パシフィコ横浜 展示会場内 カンファレンス会場B
講演タイトル
機能安全対応におけるシステム開発の重要性
~ハードとソフトのコラボが成否を決める~
講演者 古川 剛彦(リサーチ&コンサルテーションサービス部 シニアアーキテクト)
講演概要
ISO 26262やIEC 61508などの機能安全規格に対応した開発の推進において、組込みシステムの視点から安全を確保するための方策を検討していくことが重要となる。本セッションでは、機能安全関連活動で蓄積した経験を基に、組込みシステム開発におけるシステム/ハードウェア/ソフトウェアの位置づけや考慮すべき点について解説し、システム開発の重要性とその進め方、開発推進体制としてのハードウェア開発者とソフトウェア開発者のコラボレーションのあり方について述べる。


■業界研究セミナー:GG-1
日時 2014年11月19日(水) 13:00~15:00
会場 パシフィコ横浜 展示ホール2F【F201】
セミナータイトル
学生と教育関係者向け業界研究セミナー
~モノづくりを支える組込み業界/ETをもっと知ろう!~
組込み系企業で活躍する若手エンジニア、企業の採用・教育担当者からのメッセージ
主催
一般社団法人 組込みシステム技術協会(JASA)
イーソル講演タイトル 組込み企業の若手技術者の就職活動と入社後の成長
イーソル講演者 鈴木 杏祐実(ソリューションエンジニアリング事業部 第五技術部一課)
イーソル講演概要
これから組込み業界を目指す学生の方や学校関係者の方に向けて、イチ学生が、なぜ組込みソフトウェア開発エンジニアになろうと思ったのか、どのような経緯で就職先を選択したのか、そして、入社後、技術研修・OJTを受けながら一人前のエンジニアになるまでの軌跡をお伝えする。