TRON T-Kernel APIをベースとした、高い実績と安全性を誇るマイクロカーネル型リアルタイムOS「eT-Kernel」

高い堅牢性と信頼性

eT-Kernel™ は、組込みセグメント全体にわたり、世界の1億台以上の機器で利用されています。eT-Kernelは、MCUから、メモリ管理ユニット(MMU)を備えたハイパフォーマンスSoCまで、さまざまなプロセッサタイプやモデルで使用できます。オープンソースのT-Kernelに、例外マネージャやシステム保護機能といったイーソル独自の拡張機能を追加したeT-Kernelは、システムの安全性と信頼性を向上させます。

機能安全

eT-Kernelは、自動車の機能安全規格であるISO 26262、および産業機器の機能安全規格であるIEC 61508の事前認証を取得済みです。
自動車ISO 26262や機能安全規格への準拠を支援するため、eT-Kernel Safety Packageが用意されています。

詳細

ハードウェアのスケーラビリティ:シングルコアおよびマルチコア

「eT-Kernel Compact」プロファイルは、リアルタイム性に優れたコンパクトなモデルであり、オプションの「eT-Kernel MCE」(マルチコアエディション)は、マルチコアのサポートも提供します。
イーソル独自の組込みシステム向け技術で強化されたeT-Kernelは、オープンソースのTRON T-Kernel API規格ベースの他のリアルタイムOSと比較して、優れたパフォーマンスを実現します。イーソル独自の技術には、高速ブート機能やANSI/POSIX準拠のファイルシステムAPIを搭載した論理ファイルシステム(LFS)などがあります。LFSは、複数のファイルシステムへの透過的なアクセスを可能にし、どこからでも呼出しが可能です。

開発を容易に

eT-KernelはオープンソースのT-Kernelと互換性があるため、お客様のプロ
ジェクト内にある既存のソフトウェア資産の再利用や、標準的なユーザインターフェースの活用が可能です。開発の終盤に至るまで、ハードリアルタイム機能やソフトリアルタイム機能を統合できます。
基本的なミドルウェアやBSPと共に、ソースコードとフルドキュメントが提供されています。eT-Kernelは、イーソルの長期的なサポート体制があり、メンテナンスサービスおよびプロフェッショナルサービスでお客様のプロジェクトを成功に導きます。

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