AUTOSAR Adaptive Platform をテーマとしたウェビナーを、Zoomを使ったライブ形式で開催します。本ウェビナーは7月26日に開催した「AUTOSAR Adaptive Platform2022～第１回 入門編～」および 9月29日に開催した「AUTOSAR Adaptive Platform2022～第2回 Hello Adaptive World編～」の続編で第3回目になります。
第1回・第2回に参加されなかった方もご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

第3回では、当初「アプリケーション管理編」として、アプリケーションがどのように監視され、リカバリされるかについて見ていく予定でしたが、第２回にご参加いただいた方からのフィードバックにて、ara::comについての解説の御要望が多数あったため、予定を変更して「ara::com編」を実施します。

Adaptive Applicationは、原則Application内外のプロセス間通信および、SMなどの Service Functional Clusterが提供するサービスの利用には、標準化されたara::comをInter Process Communication (IPC)として用います。
Service Functional ClusterおよびAdaptive Applicationは、機能をara::comのService Interfaceで、システム固有部を抽象化して提供することで、柔軟性と移植性の高いシステム設計を実現します。
ara::comはService Oriented Architecture (SOA)に準拠したCommunication Managerであり、いくつかの種類の通信種別とそれぞれにConfigurableな設定を備えています。

第3回目は実際のAdaptive Applicationを開発するエンジニアの方を対象に 【第3回 ara::com編】と題して、AUTOSAR R21-11をベースにara::comとはどのようなものか、どの様にService Interfaceを構成され、どの様にAdaptive Applicationが使用するのかについて、その概念を以下の内容でご紹介します。

【第3回 ara::com編の概要】
　・本ウェビナーの目的とara::com Use Caseの振り返り
　・ara::com通信の種類について
　・ara::com通信の設定について
　・AUTOSAR Classic Platformとの接続について

当日はウェビナーとは別に個別相談会も実施します。AUTOSAR Adaptive Platformの導入を検討されている方、課題や相談事をお持ちの方はウェビナーの参加と合わせて個別相談会にお申し込みください。個別相談会の時間については申し込まれた方に別途メールにてご連絡させていただきます。

スピーカーは、AUTOSAR関連の開発に深く携わっているプラットフォーム開発部の岡本が務めます。ウェビナー中にQ&Aも受け付けます。
「AUTOSAR Adaptive Platformを使って今後Adaptive Applicationの開発を担当する」「理解をより深めたい」とお考えの方は、ぜひご参加ください。

また、次回(最終回)は、今回予定を変更した元のテーマである「アプリケーション管理」も含め、以下の開催を予定しています。こちらもご期待ください。

・第4回 アプリケーション管理, ソフトウェアアップデート編

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開催概要