～高精度静的解析技術を搭載した静的解析ツール及びバイナリベースの脆弱性解析ツールを提供～

報道関係者各位

イーソルトリニティ株式会社

イーソルトリニティ株式会社（本社：東京都中野区、代表取締役社長：上山　伸幸、以下eSOL TRINITY）は、米CodeSecure社（本社：米国 メリーランド州、CEO：Mike Dager、以下CodeSecure）が開発・販売を行う解析ツール製品であるCodeSonarとCodeSentryの国内代理店契約を締結したことを発表します。日本の組込みソフトウェア市場において、特にeSOL TRINITYが豊富な実績をもつ車載システムおよび産業機器システム、医療機器システム分野で、これらの製品の販売に加え機能安全やセキュリティ関連エンジニアリングサービスを提供し、ソフトウェア開発工程から検証工程までを支援します。

ソフトウェアの重要性が益々高まっているなか、システムでのバグや脆弱性の見逃しは大きなリスクとなります。CodeSonarは、C/C++/Java/C#で書かれたソースコードを静的に解析し、バグの発生や脆弱性が含まれる危険な個所を指摘する事が可能な高精度静的解析ツールです。MISRA、MITRE、CWE、AUTOSAR、SEI/CERTのガイドラインに適応しており、高精度な解析機能でより深い解析を行うことで、組込みソフトウェア開発での品質、信頼性の向上を効率的に実現可能です。また、バイナリファイルでの検出を行う事で、購入したOSS（Open Source Software）や他社から納品されたソフトウェアで利用しているOSSの検出も可能となります。

CodeSentryは、バイナリファイルを対象としたOSS管理ツールです。バイナリファイルからOSSを検出し、検出したOSSライブラリー等で脆弱性を検出した場合にCVE識別番号と合わせてレポートします。また、OSS情報としてのSBOM（Software Bill Of Material）作成も可能です。CodeSentryは、高精度静的解析ツールであるCodeSonarのバイナリ解析技術を利用しており、未知の脆弱性の検出も可能です。

eSOL TRINITYは、今回新たに取り扱いを開始したCodeSonar、CodeSentryと長年の実績から得た知見や専門知識、ノウハウをフルに活用し、車載システム、産業機器システム、医療機器システム分野でのセキュリティ関連対応が必要となる組込みシステム開発の効率化と品質向上を包括的に支援します。さらに、今まで提供していたサイバーセキュリティコンサルティングサービスとCodeSentryを合わせる事により、お客様のセキュリティ対応に関する課題を迅速かつ効率的に解決します。

イーソルトリニティ株式会社　代表取締役社長　上山 伸幸 のコメント
「CodeSecure社との契約合意に至り、CodeSonarおよびCodeSentryを取り扱うことができ大変嬉しく思っています。この契約を通じ、日本の車載システム、産業機器システム、医療機器システム分野でのセキュリティ対応開発おいて、お客様の開発効率向上およびソフトウェア品質向上にお役に立てるよう、お客様にとって最適なご提案とサービスを提供してまいります。」

CodeSecure社　CEO　Mike Dager, 様のコメント
「eSOL TRINITYと提携し、CodeSonarとCodeSentryを同社の顧客に提供できることを嬉しく思います。今回の提携により、セキュリティと信頼性が最重要視される業界に、最先端の静的解析およびバイナリ脆弱性検出ソリューションを提供できるようになります。eSOL TRINITYの組込みシステムに関する深い専門知識により、当社の技術がソフトウェアのセキュリティ強化、コンプライアンス要件への対応、開発効率の全体的な改善に役立つものと確信しています。」

* イーソル、イーソル株式会社、およびeSOLは、イーソル株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です。
* CodeSonarおよびCodeSentryはCodeSecure, Inc.の登録商標です。
* その他、記載された会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。