ティアフォーとイーソル、自動運転技術の商用化に向けた戦略的パートナーシップを締結
自動運転技術の商用化と普及を加速 ~
イーソル株式会社
株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:武田 一哉、以下「ティアフォー」)およびイーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:長谷川 勝敏、以下「イーソル」)は、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェアであるAutowareを利用した自動運転技術の商用化、およびその普及を加速させるため、戦略的パートナーシップを締結したことを発表します。
戦略的パートナーシップ締結の背景と目的
ティアフォーは、Autowareの開発をリードし、自動運転技術を用いた旅客サービスや物流サービスの実現に向けた研究開発を進めています。
イーソルは、2015年のAutowareの立ち上げ時からプロジェクトに参画し、メニーコア技術と同社のスケーラブルリアルタイムOSであるeMCOS(エムコス)(※2)を用いた実車での実験やデモをはじめとした共同研究開発を進めており、両社は共にThe Autoware Foundation(※3)のプレミアムメンバーでもあります。
Autowareを使用した自動運転技術の商用化にあたっては、機能安全認証や高品質で高機能なソフトウェアプラットフォームへの対応が重要であり、かつ市場でのニーズも高まっていることから、あらためて両社で戦略的パートナーシップを締結し、自動運転技術の商用化とその普及を加速させていきます。
- ● イーソルは、次世代のAutowareプラットフォームであるAutoware.Autoを自社のeMCOS上に組み込んで商用でAutowareを利用する顧客に提供
- ● ティアフォーとイーソルの双方で専門技術を持ち寄り、Autowareを使用する両社の顧客に対して幅広いエンジニアリングサービスを提供
- ● ティアフォーとイーソルの強みを活かした新たなソリューションやサービスを今後も継続して検討
「世界トップクラスのテクノロジーカンパニーであるイーソルとの戦略的パートナーシップの締結は、ティアフォーが進める『テクノロジーの民主化』をベースとしたエコシステム構築の核となるもので、両社の強みを活かし、飛躍的に進化させることで、業界発展と社会への新たな価値提供に向けた取組を加速させていきます。」
イーソル株式会社 取締役CTO 兼 技術本部長 権藤 正樹 のコメント
「今回、自動運転技術の本格的な商用化と普及に向けて、あらためてティアフォーと戦略的パートナーシップを締結できたことは、両社のビジネスの発展だけにとどまらず、両社の優れた技術が国内外における自動運転技術の発展と普及において強いリーダーシップを発揮し、業界への大きな貢献につながると考えています。」
■用語解説
※1:Autoware
イーソル株式会社について
* イーソル、イーソル株式会社、eSOL、eMCOS、エムコスは、イーソル株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です。