イーソル、Windows Embeddedベースの無線LAN機器の開発支援を開始
~TRON系無線LANシステム開発向け支援に続き、IEEE802.11a/b/g/n無線LANソリューションを拡充 ~
報道関係者各位
eSOL無線LANドライバ(Windows Embedded Comapct7版)の構成
イーソルは、「Embedded Technology 2013 組込み総合技術展」(会期:2013年11月20日(水)~22日(金)、会場:パシフィコ横浜 [神奈川県横浜市])のイーソルブース(ブース番号:D-44)にて、Windows Embedded Compact 7版およびTRON版両方のeSOL無線LANドライバのデモを実演します。
今後は、μITRON/T-Kernel、Windows系OS以外のリアルタイムOS向けの無線LANソリューションの拡充も積極的に行っていきます。また、eSOL無線LANドライバ(TRON版)のWiLink8対応を予定しています。
イーソル株式会社 常務取締役 上山 伸幸 のコメント
「世の中に無線LANが広まるにつれ、自社の機器で無線LAN機能を使えるようにしたい、という要望は爆発的に増えています。しかしながら、技術的な難しさや、生産数量が少ないため無線LANモジュールの入手が難しいなどの理由で導入を諦めざるを得ないケースが数多くあります。イーソルでは、無線LAN機能の導入に関するコンサルテーションから、無線LANドライバの移植、少量の無線LANモジュールの入手の仕組みの提供まで、無線LAN機器の開発者を強力にサポートしていきます。」
■補足資料
eT-Kernel Platformについて
eT-Kernelプラットフォームは、イーソルのコア技術を注入したリアルタイムOSをベースとするソフトウェアプラットフォームです。eT-Kernelプラットフォームにより、ソフトウェア共通化によるコスト削減および開発期間短縮と、システムの信頼性確保を支援します。マルチコアプロセッサもサポートするT-Kernel拡張版「eT-Kernel」とμITRON4.0仕様準拠「PrKERNELv4」を中心に、開発ツール「eBinder」、ネットワーク/ファイルシステム/USB/グラフィックスなどの豊富なミドルウェアに加え、製品サポートや受託開発などを含むプロフェッショナルサービスで構成されています。動作検証があらかじめ済んでいるので、チューニングやカスタマイズなどの必要なく、すぐに動作します。ソフトウェアだけでなく、ニーズに合わせたプロフェッショナルサービスをあわせてご提供することで、開発者がアプリケーション開発に専念できる環境を作ります。eT-Kernelプラットフォームは、カーナビやデジタル家電に加え、航空・宇宙分野、FA機器、OA機器など幅広い分野で多くの採用実績があります。
eT-Kernel Platform詳細
イーソル株式会社について
イーソル株式会社は「Inside Solution」をブランドスローガンに、1975年の創業以来、組込みソフトウェア業界、および流通・物流業界で実績を重ねて参りました。ユビキタス社会を内側から支える技術者集団として、お客様の満足を第一に、開発、販売からサポートまで一貫したサービス、そしてトータルソリューションを提供しております。弊社は創業直後より30年以上にわたって、高信頼かつ高性能の組込みOS・開発環境・各種ミドルウェアを自社開発、販売し、デジタルカメラなどの情報家電製品から車載情報機器や人工衛星システムにいたるまで、数多くの組込みシステムに採用いただいています。日本市場のみならず、北米、ヨーロッパ、アジア市場向けに製品・サービスの販売活動を広げています。さらに、顧客様のシステムに特化した組込みアプリケーション開発やコンサルテーションも創業時より行っており、これら様々な規模のシステム開発実績による技術とノウハウの蓄積を背景としたサービスは、多くの顧客企業様より高いご信頼をいただいております。また、組込み技術の応用市場としての流通・物流業界においても、指定伝票発行用車載プリンタ、耐環境ハンディターミナル、冷凍庫ハンディターミナルなどの製品企画および販売を行い、高い評価をいただいております。
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