Android搭載業務用端末・スマートフォン向けアプリケーション受託開発サービスの提供を開始
今回Android対応EmusenおよびEmusen easyが対応した機種は、Android 7.1.2搭載の業務用ハンディターミナル「BHT-1700」シリーズ(デンソーウェーブ社製)です。今後、対応機種を順次増やしていく予定です。
Emusenシリーズは、ハンディターミナルやタブレットなどの端末とサーバ間の通信プログラムやスキャナ制御プログラムが標準で用意されています。またOSが同じ端末はもちろん、OSが異なる従来端末からのアプリケーション移植も容易に行えます(ハードウェア依存部を除く)。ユーザは業務アプリケーション開発に注力でき、スクラッチ開発をするのと比べて、約50%の期間短縮およびコスト削減が可能になります。さらに従来のライセンス販売モデルに加え、初期開発費用および保守・利用料モデルを選択できるため、初期導入費用を低減することができます。
イーソル株式会社 取締役 センシングデバイス事業部長 山田 光信 のコメント
「Windows系OSや独自OSが採用されることが多かったハンディターミナルですが、近年Android搭載ハンディターミナルが各社より提供されています。業務で利用するハンディターミナルの機種変更をしても、アプリケーション移植を容易に行えるEmusenシリーズにより、ユーザは従来機種と同様にAndroid搭載端末を使った業務を行えます。ユーザの業務に最適な端末の選択肢を多数ご用意できるよう、今後もAndroid版Emusenシリーズの対応端末ラインアップを充実させてまいります。」
■補足資料
eSOL Emusenについて
eSOL Emusenは、無線LAN搭載端末に対応したVisual Basicをベースとするエミュレータ開発支援ツールです。国内外の多種多様なハンディターミナルへの対応実績があります。eSOL Emusenで開発したアプリケーションは、OSが異なるハンディターミナル上で無線エミュレータシステムとして動作させることができます。ユーザはハードウェア依存部を変更するだけで、同一アプリケーションを異種複数のハンディターミナルで使えるようになります。さらに、従来ハンディターミナル向けのシステム開発において必要不可欠だった、ハンディターミナル・サーバ間の通信プログラム開発は不要なため、開発期間の大幅な短縮とコスト低減を実現できます。eSOL Emusenのシミュレータ機能により、手元に実機がなくてもハンディターミナル上での動作をイメージしながらアプリケーション開発が行えます。
eSOL Emusen詳細
eSOL Emusen easyについて
eSOL Emusen easyは、GUI画面での簡単な操作で端末のアプリケーションを作成できるソフトウェアツールです。決められた項目から必要な機能を選択するだけで、アプリケーションを作成できます。入出庫処理や棚卸処理などのバッチ処理型の運用に適しています。パソコンとの通信制御プログラムや、スキャナ制御プログラムが標準で搭載されているため、ユーザはアプリケーションの作成に集中できます。
eSOL Emusen easy詳細
イーソル株式会社について
イーソルは、革新的なコンピュータテクノロジーで豊かなIoT社会を創造する、1975年創業のリーディング企業です。流通・物流市場に向けて、冷凍倉庫や食肉加工場、粉塵が舞う施設や、屋外での物流・流通現場で優れた耐環境性能を発揮するハードウェア技術を核に、ソフトウェア開発、サポートを組み合わせたトータルソリューションを提供しています。食肉・冷菓業界でトップシェアを誇る車載伝票発行プリンタと、完全結露対策・完全防水設計を施し-30℃の環境下でも使えるハンディ端末で多彩な実績があります。耐環境技術を展開して開発したIoT環境モニタリングシステムには、農業、防災・減災インフラの各場面で採用が進んでいます。
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*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
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