ニュースリリース

dSPACE JapanとAUTOSAR準拠の車載ソフトウェア開発を効率化する連携ソリューションの提供で協業を開始~ 仮想シミュレーション環境を活用し開発効率化を実現 ~

イーソル株式会社(以下、イーソル)は、dSPACE Japan株式会社(以下、dSPACE)とAUTOSAR準拠の車載ソフトウェア開発を効率化する連携ソリューションの提供で協業を開始しました。

AUTOSAR準拠のBSWとして数多くの量産採用実績があり、各OEM仕様にも対応済みのイーソルが提供する「AUBIST」と、dSPACEが提供する仮想シミュレーション環境「VEOS」を連携させることにより、量産製品に搭載予定の車載ソフトウェアのテストを実機が無くても同等の評価を前倒しで実施することができます。さらにその後シームレスに実機環境への移行が可能なため、実機環境との統合検証の段階での手戻りを未然に防ぐことができ、車載ソフトウェア開発全体の効率化の実現とECU開発の課題解決が図れます。

このAUBISTとVEOSの連携デモは、『dSPACE Japan User Conference 2024 Digital』(9月25日~26日)およびイーソルのプライベートフォーラムである『eSOL Technology Forum 2024』(9月27日)の展示コーナーにおいてご覧いただくことができます。

また、両社が連携することにより、システム設計から実車評価までのトータルソリューションも提供可能です。




dSPACEについて:
dSPACEは、コネクテッドカー、自動運転車両および電気自動車を開発するうえで必要なシミュレーションおよび妥当性確認ソリューションを提供する国際的企業です。自動車メーカーやサプライヤのお客様は、当社のエンドトゥエンドのソリューションを利用し、実車での試験前にソフトウェアやハードウェアの各種コンポーネントをテストしています。また、自動車産業だけでなく、航空宇宙や産業オートメーション、およびその他の産業分野でもdSPACEは開発パートナーとして選ばれ、当社の知識と経験はさまざまな現場に活かされています。当社の製品ポートフォリオは、シミュレーションや妥当性確認向けのエンドトゥエンドのソリューションからエンジニアリング、コンサルティングサービス、トレーニングやサポートまで幅広くカバーしています。dSPACEは、ドイツのパーダーボルンにある本社と、ドイツ国内の3つのプロジェクトセンター、米国、イギリス、フランス、クロアチア、日本、中国、韓国、インドおよびスウェーデンにある子会社を含め、世界中で2,700名を超える従業員が製品・サービスを提供しています。
詳細についてはwww.dspace.comを参照してください。