ニュースリリース

富士通ハンディターミナル「Patio600」と携帯プリンタ「PatioPrinter」をアプリケーション開発ツール「Emusenシリーズ」がサポート

                                                          

     




   
富士通 Andorid™ハンディターミナル
「FUJITSU Handheld Terminal Patio600」
富士通 ハンディターミナル用小型プリンタ
「FUJITSU Handheld Terminal 携帯プリンタ PatioPrinter」

イーソル株式会社(以下、イーソル)は、富士通株式会社(以下、富士通)が販売するAndroid™搭載ハンディターミナル「FUJITSU Handheld Terminal Patio600(パティオ600、以下Patio600)(注1)」を、イーソルの無線LAN搭載ハンディターミナル用エミュレータ開発支援ツール「eSOL Emusen(イムゼン、以下Emusen)」および、入出庫・棚卸などのバッチ処理型アプリケーションの作成が容易な「eSOL Emusen easy(イムゼン イージー、以下Emusen easy)」がサポートしたことを発表します。
また、富士通ハンディターミナル用小型プリンタ「FUJITSU Handheld Terminal 携帯プリンタ PatioPrinter(パティオプリンタ)(注2)」を「Emusen easy」が合わせてサポートしました。

「Patio600」は流通や医療、電気など現場での在庫管理や棚卸、入出荷、集荷、検針といった従来のハンディターミナルの機能に加え、スマートフォンの機能である音声通話(注3)やSNSなどのコミュニケーションを1台の端末で対応することで現場業務の効率性を高めます。「Patio600」向けアプリケーションの開発では、運用方法や現場の状況、必要な機能に合わせて、Emusenシリーズを選択でき、効率的なソフトウェア開発を実現します。また、耐環境性に優れた「PatioPrinter」を「Patio600」と合わせて使用することで、現場の業務を強力にサポートします。


■Emusenシリーズについて
Emusenシリーズには、無線LAN搭載ハンディターミナル用エミュレータ開発支援ツール「eSOL Emusen」と、バッチソフトウェア開発ツール「eSOL Emusen easy」があります。国内外の多種多様なハンディターミナルへの対応実績があります。

Emusenシリーズで開発したアプリケーションは、OSが異なるハンディターミナル上で無線エミュレータシステムとして動作させることができます。ユーザはハードウェア依存部を変更するだけで、同一アプリケーションを異種複数のハンディターミナルで使えるようになります。さらに、従来ハンディターミナル向けのシステム開発において必要不可欠だった、ハンディターミナル・サーバ間の通信プログラム開発は不要なため、開発期間の大幅な短縮とコスト低減を実現できます。アプリケーション起動中は、常にハンディターミナルとサーバが接続されているため、リアルタイムなデータの送受信やプログラム変更などを実現できます。またVisual Studioのシミュレータ機能により、ハンディターミナル上での動作をイメージしながらアプリケーション開発が行え、開発経験がなくても容易に開発できます。

「Emusen easy」は、プログラミングの知識がなくても、GUI画面で決められた項目を選択するだけの簡単な操作でハンディターミナルのアプリケーションが作成できます。サーバやパソコンとの通信制御プログラムが予め用意されているため、ユーザはアプリケーション開発に集中できます。

■「Patio600」の特長
・スマートフォンとハンディターミナルの機能を1台に集約し、利便性UP
・高性能CMOSイメージセンサーを搭載し、バーコードや二次元コードを高速読み取り
・薄型でスタイリッシュかつ、従来型ハンディターミナル同様の耐環境性を実現
・容易なバッテリー交換

■「PatioPrinter」の特長
・優れた耐環境性(耐落下1.5m/防滴防塵IP54/動作温度-5~50℃/静電気耐力15kV対応/汚れに強いハード塗装)
・1次元/2次元バーコードの印刷や、レシート上部にお店のロゴなど白黒2色印刷が可能
・上、横からでも見える位置に必要なキーやランプを配置した、操作しやすい操作パネル



* イーソルおよびイーソル株式会社は、イーソル株式会社の日本における登録商標です。またeSOLは、イーソル株式会社の日本および米国における登録商標です。
* Androidは、米国Google LLCの米国およびその他の国における商標です。
* その他、記載された社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

(注1)Patio600 : ハンディターミナルの開発・製造は、富士通フロンテックが担当
(注2) PatioPrinter : 携帯プリンタの開発・製造は、富士通フロンテックが担当
(注3)音声通話:VoIP (Voice over Internet Protocol) による音声通話が可能。