防水・防塵など耐環境性に優れたスマートアグリ市場向け環境データ測定システム「eSOL AGRInk® Server(アグリンク サーバ)」に水位や雨量センサを実装した、防災・減災システム向けの環境モニタリングシステムです。様々な地理情報システム(GIS:Geographic Information System)に対応しているため、複数地点の計測データを一元的に管理でき、広域の環境モニタリングが可能です。現在、イマジテックデザイン社製「VIMS」の連携プラグインを用意しています。
データ送受信には、通信距離20km以上(見透し距離)の実績がある長距離無線モジュールを採用しています。これにより、従来の3Gなどの公衆回線を使用せずに長距離でのデータ通信が可能になり、通信料などのランニングコストの削減を実現しました。
また、AGRInk Serverのクラウドサービスには警戒水位や警戒雨量を捉えた際に、防災組織や近隣住民に対してアラートを発信する機能があります。
想定される利用シーン
以下のような災害が発生しやすい地点
- 豪雨や老朽化などによるため池(貯水池)の決壊
- 冠水
- 土砂崩れ
熊本県より感謝状を受領
平成28年熊本地震を受け、当社が防災・減災システム向けの環境モニタリングシステム「eSOL AGRInk Server」を熊本県に無償提供したことに対し、熊本県より感謝状を受領しました。