x86プロセッサは、FA・産業用機器や医療機器、ロボットなどの分野で特に多く採用されています。こうしたシステムは、ネットワーク機能や洗練されたグラフィックス機能などの実装により大規模化・高機能化する一方で、高いリアルタイム性と信頼性が求められています。

T-Kernelベースソフトウェアプラットフォーム「eCROS」が、新たにx86アーキテクチャをサポートします。
eCROSのコアとなるリアルタイムOS「eT-Kernel」は、優れたリアルタイム性能、短い起動時間、高速な割込みレスポンス、省リソースなどの特長があり、様々な分野での採用にその高い信頼性が実証されています。またeT-Kernelの統合開発環境「eBinder」を利用することで、開発者はリアルタイムシステム開発に特化した豊富なツールと機能を活用し、ICEレスで効率的に開発できます。

本セミナーでは、x86システムに高い信頼性とリアルタイム性を付加するeCROSおよびeT-Kernelについて、ご紹介します。またeT-Kernelの開発ツールeBinderのデモを交えて紹介しますので、T-Kernelを使った開発の実際のイメージがお分かりいただけます。またインテル社をお招きし、同社の組込み市場への取り組みとAtom プロセッサ製品などについて、ご講演頂く予定です。

x86システムでソフトウェア開発の効率化に興味がある方や、μITRON／T-Kernel資産、Linuxを含むUNIX資産を流用したい方にもお勧めのセミナーです。

参加料は無料です。お気軽にご参加ください。