「せっかく描いたのにもったいない!!!」
  形式手法でよみがえる "ダイナミック"な UML

セミナーの様子

セミナーは満席の中無事終了し、ご参加の皆様より大変ご好評をいただきました。今回ご参加いただけなかった方は次回開催にご期待ください。
セミナーの様子1 セミナーの様子2


セミナー内容

  UML が市民権を得てから長い年月が経ちました。しかしながら、UML を描きながらも何か腑に落ちないと感じている方も多いのではないでしょうか。
  本セミナーでは、ソフトウェアの品質とモデリングの関係の原点に立ち返り、皆様の UML に息を吹き込むべくアドバイスをさせていただきたく考えております。

なお、本セミナーは、4月に開催したセミナーのご好評にお応えし、同内容にて再度開催させていただくものです。


 「せっかく描いたのにもったいない!!!」
 形式手法でよみがえる "ダイナミック"な UML
日程

2008年7月30日(水) 13:30~17:15 (受付 13:00開始)

会場 日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェアコンピテンシーセンター
東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティウエスト18階
京王井の頭線 渋谷駅直結
JR / 東京メトロ 銀座線・半蔵門線・副都心線 / 東急 東横線・田園都市線 /
渋谷駅より徒歩5分
参加料 無料
対象者 既に UML を活用している方、UML の導入を検討している方、「そういえば導入したかな?」という方
定員 40 名
主催 日本アイ・ビー・エム株式会社
イーソル株式会社
お申し込み セミナーは終了しました。多くのお申込みを頂き、ありがとうございました。
内容
13:00 受付開始
13:30-13:35 1. ご挨拶
  イーソル株式会社 エンベデッドプロダクツ事業部
  リサーチ&コンサルテーションサービス部 部長 平野 清美
13:35-14:20 2. 「今あえて言いたい!RoseRealTime はここがスゴイ」
   ~事例と先進性に見る RoseRealTime の実力~

  講師:日本アイ・ビー・エム株式会社
      ソフトウェア事業 インダストリアル・ソフトウェア事業部
      ソフトウェアビジネス開発営業部 石井 通義

今、多くの企業で UML が開発に使われています。しかし、アプリを理解するための「絵」や、スケルトンコードを生成するために UML モデルを書くお客様が依然多数を占めており、モデルから高効率のコード生成を行うお客様はまだ少数です。このセミナーでは、UML2.0のアーキテクチャをコード生成に用いている世界唯一のツールで、通信系や制御系で多くの実績を持つ RoseRealTime の機能をご紹介すると共に、なぜ高効率かつターゲット非依存のコードを生成できるかと実際の開発ではどのように適用されたかについてご紹介します。
14:35-16:15 3. 「シーケンス図の真価を示す」
   ~3分でできる!?簡単モデル検査~

  講師:イーソル株式会社 エンベデッドプロダクツ事業部
      リサーチ&コンサルテーションサービス部
      平野 清美、 神田 未来

形式検証を行うモデル検査ツールは、アイディア次第で色々使えます。たとえば、全てのふるまいを生成してから一番簡単なふるまいを選択して設計に使用することも、網羅的なテストケースの生成もできます。これらの機能は、高い並列性を持つ組込みシステムやマルチコアの環境では極めて重要な技術です。このセミナーでは、UML モデリングツールとして RoseRealTime を用い、シーケンス図や状態図からスクリプトによってモデル検査用モデルを生成し、何と3分でモデル検査を行う方法をご紹介します。この手法によって設計検証が可能となり、シーケンス図を単なる絵ではなく、「検証済みタスク仕様」として活用できるようになります。

[UML を使ったモデル検査について知りたい方は こちら ] >>>
 http://www.esol.co.jp/rcs/uml_tool.html 
今回のセミナーの技術的な背景と手法の概要を説明しています
16:15-17:00 4. モデル描いたらすぐテスト!
   RoseRT ではじめる「テスト駆動型開発」
   ~テストを後回しにしない UML モデリング開発~

  講師:日本アイ・ビー・エム株式会社
      ソフトウェア開発研究所 安部 浩明

昨今、コードを書く前にテストケースの開発を始める「テスト駆動型開発」がはやっています。 この開発手法を使うと"コードを書くそばから動かしてテストできる"ため、早い段階からバグをつぶして高品質なソフトを作成できます。 UML モデルでも、この開発手法を適用できれば高品質を保てるはずですが、一般的な UML モデリングツールで作成した UML モデルは動かして確認できないため、コードと同じ「テスト駆動型開発」を適用できません。 RoseRealTime は「描いてすぐ動かせる UML モデリングツール」であり、テスト駆動型開発を適用することができます。このセミナーでは、実際に「UML モデルを描いたそばから動かし」て、効果的にテストできることをご紹介します。
17:00-17:10 5. 質疑応答
※講演者は予告なく変更される可能性がございます。