セミナー

OSレス開発者・ITRON利用者のためのT-Kernel解説【終了】

T-Kernelは、μITRONのアーキテクチャと特長を引き継いだ、オープンソースのリアルタイムOSです。公開から10年以上が経ち、近年はT-Kernel 2.0、T-Kernel 2.0 Extention (T2EX)がリリースされるなど、時代の要請に合わせて進化を続けています。

組込みシステム向けのシンプルな機能を備えたT-Kernelは、リアルタイムOSを使った開発が初めての方でも容易に利用できます。日本の組込み向けOS市場でトップシェアを誇るTRON系リアルタイムOS向けに用意されたソフトウェア開発環境を活用し、効率的に開発を進められます。さらに、システム拡張やメンテナンスにかかるコストを削減できるメリットがあります。

すでにITRONを利用している方は、T-Kernelへの移行により、様々なメリットがあります。これまでのμITRON資産が容易に流用できることはもちろん、これまでμITRONでは利用が難しかったメモリ保護やプロセスモデルなどの高度な機能を利用し、大規模化、高機能化が進むソフト開発の効率化と高い信頼性の確保を実現できます。トロンフォーラムでT-Kernelソースコードの保守や機能改善・拡張が継続されているため、安心して利用できるのも利点です。

本セミナーでは、OSレス開発者、ITRON利用者を対象に、リアルタイムOSの基礎知識のおさらいからT-Kernel概要や採用のメリット、ITRON資産移植のポイントまでを解説します。ARM Cortex-A/Rシリーズをサポートし、イーソルがT-Kernelを独自に拡張・改良したeT-Kernelをコアとするソフトウェアプラットフォーム「eSOL Platform」の特長や機能についてもご紹介します。eT-Kernelは、2017年にARM Cortex-M7コアおよびCortex-R5、Cortex-R7コアのマイクロコントローラに対応する予定です。

これからリアルタイムOSの導入をご検討されている方、ITRONからT-Kernelへの移行をご検討中の方にお勧めのセミナーです。

参加料は無料です。お気軽にご参加ください。

※本セミナーは、2015年10月15日に開催した「OSレス開発者・ITRON利用者のためのT-Kernel解説」と内容が重複します。お聞き逃した方はぜひご参加ください。


概要

日程 2016年6月28日(火)14:00~17:30(13:30受付開始)
会場 新宿ファーストウエスト 3階 B会議室
JR、京王線、小田急線、東京メトロ丸ノ内線、都営新宿線「新宿駅」より徒歩5分
都営大江戸線「都庁前駅 A2出口」より徒歩3分
※当日は会場まで直接お越しください。
参加料 無料(事前登録制)
対象者 ・これからOSの導入を検討されている方
・T-Kernelについて知りたい方
・ITRONからT-Kernelへの移行をご検討中の方
内容
13:30 開場、受付開始
14:00~14:05 本日のセミナー進行について その他
14:05~15:05 リアルタイムOSの基礎知識と導入のメリット
15:05~16:05 ITRONとT-Kernelの違いとT-Kernel移植へのポイント解説
16:05~16:15 休憩
16:15~16:55 ARM Cortex-A/Rシリーズ対応T-Kernelベースソフトウェアプラットフォーム「eSOL Platform」
16:55~17:15 イーソル製品・サービスのご紹介
17:15~17:30 質疑応答
※都合によりプログラム内容が変更される場合があります。

【本セミナーは終了しました。】