次世代組込み開発で変わる産業の未来 ~医療・金融・製造業別CPS応用事例~
本ウェビナーでは、CPSの全体像に触れつつ、産業領域別のCPSの具体例とそれを支える技術について解説しました。

内容詳細
近年、ネットワーク技術、クラウドコンピューティングの普及、さらにはAI技術の進化により、サイバー空間がさらに進化しつつあります。
コンピューティング技術がより社会に貢献するには、サイバー空間をフィジカル(物理)空間と繋ぎ合わせた「サイバーフィジカルシステム(CPS)」の実現が必要不可欠になってきます。
このフィジカル空間のコンピューティングは、従来、組込みシステムと呼ばれた領域であり、近年ではIoT、エッジなどの言葉も使われますが、eSOLが長年技術を蓄積して来た技術領域です。
本ウェビナーでは、CPSの全体像に触れつつ、産業領域別のCPSの具体例とそれを支える技術について解説します。
■医療
人口減少・高齢化に伴う医療従事者への負荷低減対策は急務です。
例えば、過疎地域や在宅診療を可能とする遠隔医療や、医療従事者支援としてのAI診断などが負荷低減の一助と想定されています。
これらは遠隔地や医療機器で収集した画像データなどを、ネットワークを介して処理することで実現されます。
今回は、ネットワーク負荷低減を図るための画像圧縮技術や、パフォーマンス向上のための並列処理などについて解説します。
■金融(決済)
様々な市場でCPSが伸びていくと言われているなか、決済もその市場の1つです。少子高齢化や人手不足が深刻化するなか、店舗や決済における省人化が進んでいます。例えば、業務効率化のために決済データとAIを活用し、店舗での商品陳列のシミュレーションを行うことで、実店舗における商品設置業務を効率化することが可能です。その中でも重要な決済データのセキュリティ保護について解説します。
■製造(FA・自動車)
製造業では、製品の複雑化や多様化、短納期化が進む中で、試作や設計変更のコストや時間が大きな課題となっています。
近年こうした課題の解決手法として、製造業におけるゲームエンジンの活用が注目されています。例えば、設計段階からゲームエンジンを活用し、3D空間にて動作シミュレーションを行うことで設計品質の向上や後工程での手戻りを減らすことが可能です。
製造分野におけるCPSの具体例を紹介し、ゲームエンジンの活用による、これらの課題解決手法について解決します。
組込み/IoT・エッジ領域のエンジニア・技術者の方をはじめ、DX・スマート化を推進するIT戦略部門のマネージャーは必見の内容です。ぜひご視聴ください。
開催概要
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公開期間2025年7月18日 17:00まで
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対象者・組込み/IoT・エッジ領域のエンジニア・技術者の方
・DX・スマート化を推進するIT戦略部門のマネージャー
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参加無料
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視聴所要時間約50分