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【Web】熊本大学における「性能/消費電力見積りツール:VisualSim」活用事例のご紹介【自律型ロボットにおける消費電力シミュレーション】【申込受付中】



熊本大学 半導体・デジタル研究教育機構 大川 猛 准教授をゲストに迎え、消費電力シミュレーションをテーマとしたウェビナーをZoomを使ったライブ形式で開催します。

本ウェビナーでは、開発初期段階での消費電力を予測する研究を目的に、Mirabilis社のVisualSimを活用された事例をご紹介します。

VisualSimは、SoCレベルからボードレベルおよびシステムレベルまでの消費電力、実行時間(遅延)を豊富なモデルライブラリを使用して容易且つ高精度にシミュレーション可能なシステムシミュレータです。
シミュレータと聞くと「モデルの開発に費用と時間が掛かる」というイメージをお持ちかもしれませんが、VisualSimの場合には、既に200種類を超えるライブラリが用意されています。
高抽象度なシステムであれば標準ライブラリを使用して1~2週間ほどで仮想環境を構築でき、シミュレーションを行う事ができます。
モデルライブラリには、サイクル精度を持つプロセッサモデルから、CAN / Ethernet / TSNネットワークモデル、また、最近話題となっております「ChipLet」システムに対応可能なモデルも既に用意されています。
今回の熊本大学様での活用事例では、VisualSimの標準ライブラリのみを使用した事例であり、基本的な使い方としてのご参考になればと思います。

ご視聴にはWeb登録(無料)が必要になります。下記よりお申し込みください。

*大川 猛
1975年東京都生まれ。東北大学にて半導体電子工学を専攻し、ゲート絶縁膜の製造プロセスと信頼性に関する研究、動的再構成可能なプログラマブルLSIに関する研究、およびLSIの設計生産性に関する研究に従事。
2003年博士課程終了後は、東北大学にてポスドクを1年間勤めた後、2004年に産業技術総合研究所に入所。
以来、組込みシステム・FPGA向けのソフトウェア・ハードウェア開発手法に関する研究を行ってきた。
2009年トプスシステムズに入社、2011年宇都宮大学大学院工学研究科情報工学専攻 助教に着任。
2019年東海大学(高輪キャンパス)情報通信学部組込みソフトウェア工学科 准教授に着任。
2022年11月、熊本大学半導体研究教育センター准教授(クロスアポイントメント)。
2023年4月、熊本大学半導体・デジタル研究教育機構 准教授。
現在は、低消費電力ロボットのための三次元積層LSIおよびFPGA設計技術に関する研究を行っている。


開催概要

開催日時 8月1日(木) 14:00 ~ 14:45〔ライブ配信(Zoom)〕
参加費 無料(事前登録制)
対象者
  • システムのシミュレーションツールに興味がある方やこれから導入を検討している方
参加方法 本ウェビナーは、WEB会議システム(Zoom)を利用して実施します。ウェビナーにお申し込みいただくと、参加用のURLをご案内いたします。開催日時になりましたら、URLをクリックしてご参加ください。