セミナー

ITRON 利用者のための、T-Kernel 解説

T-Kernelは、ITRONのアーキテクチャと特長を引き継いだ、オープンソースのリアルタイムOSです。公開より約10年が経過し、組込みシステム開発の環境の変化に合わせてさらなる進化を続けています。

本セミナーでは、T-Kernelのコンセプトやアーキテクチャ、機能について、ITRONとの比較を交えて概観したあと、ITRON資産を移植する際の検討ポイントや実際のプログラミング作業について解説します。

さらに、T-Kernelとの互換性を維持しながら、機能・性能面で拡張した 「eT-Kernel」独自の機能や特長のほか、豊富なミドルウェアについてもご紹介します。eT-Kernelの開発環境である「eBinder」のデモも行いますので、T-Kernelを使った開発の実際のイメージがお分かりいただけます。デモは、ルネサス エレクトロニクス社のARM Cortex™-A9コア搭載MPU「RZ/A1」を使用します。もちろんITRONをお使いでない方で、T-Kernelについて知りたい方にもお勧めのセミナーです。

参加料は無料です。お気軽にご参加ください。

概要


日程 2013年10月31日(木)13:30~17:00(13:00受付開始)
会場 イーソル株式会社 セミナールーム(ハーモニータワー22F)
東京メトロ丸ノ内線、都営大江戸線「中野坂上駅」より徒歩1分
※当日は会場まで直接お越しください。
参加料 無料(事前登録制)
対象者 ・μITRONからT-Kernelへの移行を検討している方
・T-Kernelとその開発環境について知りたい方
・規模の大小や機能の高低を問わず、組込みシステムに携わるすべての方
・組込みソフトの開発期間短縮とコスト削減にご興味のある方
・OS、開発環境、ミドルウェアおよび技術サービスが統合化された、総合的なソリューションについて知りたい方
・RZ/Aシリーズの採用を検討されている、または今後予定がある方
内容
13:00 開場、受付開始
13:30~13:35 本日のセミナー進行について その他
13:35~14:35 ITRONとT-Kernelの違いとT-Kernelへの移植技法解説
14:35~15:15 T-Kernel拡張版「eT-Kernel」のご紹介
15:15~15:30 休憩
15:30~16:20 開発環境「eBinder」のご紹介とデモ
16:20~16:30 「eT-Kernel Platform」のライセンス体系
16:30~16:50 各種アプリケーション・ミドルウェアのご紹介
16:50~17:00 質疑応答
※都合によりプログラム内容が変更される場合があります。

【本セミナーは終了しました。】