セミナー

eSOL Technology Forum 2019 お申し込みサイト【終了】

エッジコンピューティングが創り出すIoTの新たな世界



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イーソルは今年も「eSOL Technology Forum」を開催します。 

近年IoT において、またインダストリー4.0 を具現化していくにあたって注目されている「エッジコンピューティング」は、スマートデバイスのような情報端末を利用したシステムに加えて、MaaS/CaaSを実現するコネクテッドカーや自動運転車、さらにはスマートファクトリーを実現する産業用ロボットおよび自律制御機器にとっても、必要不可欠な技術要素であり非常に重要な考え方です。

特にリアルタイム性を必要とする分野においては、大量のデータをエッジ側で高速かつ効率的に、低消費電力で実現する技術が非常に重要になります。

この分野は、今後の日本の産業界において重要な分野のひとつであると位置付けられており、経済産業省では省エネルギーで高度かつ安全なエッジコンピューティングを実現するために必要な技術の開発を進め、AIチップによる革新的なエッジコンピューティング技術の開発を支援する事業も立ち上げています。

イーソルは、40年以上に及ぶ組込みシステム開発の知見やノウハウに加え、マルチ・メニーコアを最大限に活用した高速かつ高効率なシステムを構築可能とする先進的プラットフォームの研究開発を進めており、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」にも採択されています。

本フォーラムのメインテーマである『エッジコンピューティングが創り出すIoTの新たな世界』では、エッジコンピューティングの重要性や動向に加え、日本における戦略ならびに各種取り組み自動車分野産業分野を例にとりながら最新情報をお届けします。 


また当日はeSOL Technology Fourm 2019の併設展示会として「eSOL EXPO」も開催いたします。

”車載ゾーン””車載/産業ゾーン””産業ゾーン””ツールゾーン”の各ゾーンで、AUTOSARやROS/ROS 2、OPC UA、ディープラーニング、マルチ・メニーコア、ソフトウェア検証、機能安全などの技術と半導体ベンダ各社製チップと組み合わせて実現するソリューションを展示します。

併設展示会 eSOL EXPO概要はこちら


皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※eSOL Technology Forum 2019にお申し込みいただくと、併設のeSOL EXPOもご覧いただけます。eSOL EXPOのみのご参加は受け付けておりませんのでご了承ください。


概要

日程 2019年9月27日(金) [受付開始 12:00]
セミナー:13:00~17:35 / eSOL EXPOプレオープン:12:00~17:35
ネットワーキング&eSOL EXPOグランドオープン:17:50~19:00
会場 東京コンファレンスセンター・品川 大ホールA・B
JR品川駅港南口(東口)より徒歩2分
参加料 無料(事前登録制)
対象者 組込みソフトウェア開発に従事する方およびその関連ビジネスに従事する方
内容
  セッション
@ 大ホールA・B
 
 eSOL EXPO
@ ホワイエ

12:00 開場、受付開始 12:00~17:35

ソリューション展示
プレオープン
13:00~13:05
オープニング
13:05~14:05
【基調講演】DXレポート作成の背景と政策展開
-エッジコンピューティングの技術動向を踏まえて-

経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 ソフトウェア産業戦略企画官
和泉 憲明 様
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14:05~14:25
休憩    <ホワイエにてeSOL EXPOをご覧ください。>
14:25~15:15
【イーソル技術講演①】エッジコンピューティングの挑戦
イーソル株式会社 取締役CTO 兼 技術本部長
権藤 正樹
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15:15~15:45
【イーソル技術講演②】ROSの最新動向と技術課題へのアプローチ
イーソル株式会社 ソリューションエンジニアリング事業部 産業技術統括部 統括部長
佃 明彦
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15:45~16:10
休憩    <ホワイエにてeSOL EXPOをご覧ください。>
16:10~16:50
【特別ゲスト講演①】デンソーが目指すモビリティ社会とそれを実現する取り組み
株式会社デンソー 経営役員
加藤 良文 様
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16:50~17:30
【特別ゲスト講演②】エッジを基軸にコンピュータ・アーキテクチャを再構築!
九州大学大学院 システム情報科学研究院 情報知能工学部門 教授
井上 弘士 様
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17:30~17:35
クロージング
    
ネットワーキング(無料) @ ホワイエ
17:35~ ウェルカムドリンクサービス
17:50~19:00 ネットワーキング & eSOL EXPOグランドオープン

※都合によりプログラム内容が変更される場合があります。

※定員になり次第、締め切らせていただきますので、予めご了承ください。

※お客様を優先させていただくため、同業者や個人の方、フリーメールアドレスを利用した個人とお見受けされる方などは、受講をご遠慮いただく場合があります。

※ご提供頂くお客様の個人情報は、弊社、弊社の連結子会社およびパートナー企業が実施する、製品/サービスのお知らせ・PR、各種イベント/セミナー/キャンペーンのご案内に使用する場合があります。また、ご提供いただいた個人情報を弊社の連結子会社およびパートナー企業に提供することがあります。弊社が外部の業者に業務の一部を委託する際に、業務委託先に対して、必要な範囲で個人情報を提供することがあります。

◇ イーソルプライバシーポリシー

【基調講演】人工知能がもたらす人間と社会の未来

AI技術の浸透につれ、AIを巧く活用することでコストを圧縮し、規模を拡大することができる企業がある一方で、淘汰される企業も増えてくることでしょう。AI技術を活かすには、その可能性と限界を見極める冷静な目が必要です。その上で、AI導入を前提に「人と機械の協働」による生産効率の最大化を目指すことが重要です。AIと人間が共に生きる時代に必要なことは何か。人工知能研究の最前線から解き明かします。

【講演者プロフィール】

新井 紀子 様
国立情報学研究所 社会共有知研究センター センター長・教授
一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長

東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院数学研究科単位取得退学(ABD)。東京工業大学より博士(理学)を取得。専門は数理論理学。数学以外の主な仕事として、教育機関向けのコンテンツマネージメントシステムNetCommonsや、研究者情報システムresearchmapの研究開発がある。
2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。

【特別ゲスト講演 1】自動運転機能の安全性評価法の標準化動向と課題

レベル3以上の自動運転機能を市場に導入する際の評価方法が世界の自動車産業での大きな課題になっている。特にドイツでは、自動車産業で産官学連携のPEGASUSプロジェクトが始まっており自動運転機能の型式認証に向けた手法の具体化に取り組んでいる。一方で、自動運転を取り巻く新たな技術や社会動向は大きく変化している。今回、特に標準化の観点から独PEGASUSプロジェクトなどの世界動向を踏まえ、今後、日本が取り組むべき課題を探る。

【講演者プロフィール】

菅沼 賢治 様
株式会社デンソー 技術開発推進部 国際標準推進室 シニアアドバイザー

(株)デンソー(日本電装)に入社後、主に自動車向けソフトウェアプラットフォームおよびソフトウェアプロセスを対象に社内での標準化を進めると同時に、μITORN、OSEK、AUTOSAR、JASPAR、など国内外での標準化活動を推進。現在、自動車技術会 電子電装部会長および自動運転標準化検討会委員として機能安全/SOTIF、サイバーセキュリティなどのISO化活動を行っている。JASPAR運営委員、ISO/TC22/SC32日本代表団長、SIP国際連携WG構成員。

【eSOL CTO 講演】AIの課題とeSOLの新たな取り組み

自動運転を始めとした、インテリジェント化するシステムに不可欠な要素となりつつあるAI技術の課題を概観し、これに対してeSOLが非公開で進めてきた新たな取り組みを初めて発表する。インテリジェント化するシステムの事例として、自動運転車両における近年の海外研究事例の紹介、既存AI技術の概観と課題、そしてこの課題に対する新たなアプローチを紹介する。

【講演者プロフィール】

権藤 正樹
イーソル株式会社 取締役CTO 兼 技術本部長

1996年イーソル(株)入社。以来組込み OS 及びツール関連の開発及びシステム開発支援に従事。PrKERNEL、eBinder、eT-Kernel、eT-Kernel MCE (* Multi-Core Edition)などに取組む。近年はシングルコアからメニーコアまで対応したOSであるeMCOS、モデルベース並列化ツールeMBP、開発支援ツールeWeaverのR&D、Adaptive AUTOSAR仕様策定活動、マルチコア向けアーキテクチャ記述規格SHIM のWG活動、社内の技術インフラ、プロダクトマネージメントなどに関わっている。国内外のカンファレンスなどでの講演を行っている。AUTSOAR Adaptive Platform仕様策定メンバ、米国Multicore Association SHIM Working Group Chair、組込みマルチコアコンソーシアム副会長、早稲田大学アドバンスドマルチコアプロセッサ研究所招聘研究員、COOLChips TPC等。著書(共著)にはISBN:4320120256、ISBN:4885547547などの組込みソフト関連の書籍がある。

【eSOL Europe VP 講演】AUTOSAR Adaptive Platform and expansion of eSOL in Europ

AUTOSARは、自動車業界における重要な標準化機関である。eSOLはそのコンソーシアムにおいて積極的かつ活発に活動しており、その標準仕様の策定には直接的に貢献している。また、AUTOSARに準拠したソフトウェアスタック製品を関連会社のAUBASS社を介して開発、販売を行っている。eSOLは、自動車市場を世界規模で更に発展させるための一環として、ヨーロッパに新たな拠点を開設し、日本発の優れたテクノロジーの世界展開を強化すると共に、世界トップレベルの技術開発をさらに加速する。

【講演者プロフィール】

Rolland Dudemaine(ローラン・ドゥデマイン)
eSOL Europe S.A.S. Vice President

組込み市場において約20年のキャリアを有する。
Green Hills Softwareで、大規模なEMEAリージョンの業界パートナーシップにおける技術を担当。またQtのようないくつかのオープンソースパッケージのポートを含む、同社のOSアーキテクチャとエンジニアリングにも参画。
2018年4月のeSOL Europe S.A.S.(イーソルヨーロッパ)の立ち上げに際しイーソルへ入社。
現職は、イーソルヨーロッパのエンジニアリング担当バイスプレジデントとして、AUTOSAR Adaptive Platformの仕様策定に参画しながら、専門知識を市場へ提供。
フランスのベルフォール・モンベリヤール工科大学(UTBM)で、リアルタイムシステムとネットワークの修士号を取得。

【特別ゲスト講演 2】高度な自動運転技術が生み出すMaaSを加速させる。

自動運転技術の進歩により自動車メーカーはハードウェアを提供していればよい時代は終わりを告げる。自動車メーカーといえども移動サービスを提供しなければならない。とはいえ、私たちがびっくりするようなサービスがいきなり登場するわけではない。すでに私たちの生活に溶け込んでいる移動サービスも多い。今回はテクノロジーの変化で移動サービスがどのように進展していくのか、MaaSが自動車産業にどのような影響を与えるのか等を時系列に見ていきたい。

【講演者プロフィール】

泉田 良輔 様
GFリサーチ合同会社 代表
Founder & CEO
テクノロジーアナリスト

テクノロジーアナリスト。GFリサーチ合同会社代表。株式会社ナビゲータープラットフォーム 取締役。2013年にGFリサーチ及びナビゲータープラットフォームを設立。それ以前は日本生命保険・国際投資部にてグローバル株式のポートフォリオマネージャー、またフィデリティ投信・調査部では主に日本株式のテクノロジーセクター担当の証券アナリストとして従事。著書は『日本の電機産業 何が勝敗を分けるのか』(日本経済新聞出版社)、『Google vs トヨタ』(KADOKAWA)、『テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図』(クロスメディア・パブリッシング)等。愛媛県松山市生まれ。慶應義塾大学及び同大学大学院修士課程修了。東京工業大学大学院非常勤講師。産業技術大学院大学講師。



フレアカクテルショー by SHOKOプランニング

イベントやショーなどでの活躍に加え、テレビや雑誌などのメディア出演にも多数出演するフレアバーテンダーの富田 晶子 氏によるパフォーマンス。鮮やかな技と軽快なトークで、観客と一体化したショーを創り出す。パフォーマンスのほかオリジナルカクテルも提供。

【本セミナーは終了しました。】